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「OTORUN2」がトップ、「DOWNAD」など2009年の脅威が再び上位に

トレンドマイクロは、3月22日から28日までの1週間に感染や発見報告を受けたウイルスの状況について取りまとめた。

オートラン機能で拡大する「MAL_OTORUN2」は、1度はランク外へ順位を落としたものの前回3位まで順位を戻していたが、今回ついに首位へ返り咲いた。前回首位の「WORM_DOWNAD」も順位を落としたものの引き続き上位にランクインしている。

「JS_GUMBLAR」と疑われるファイルの検出名「POSSIBLE_GUMB-4」は、前回「WORM_DOWNAD.AD」と同率トップだったが、今回は4位へと順位を落とした。同社が検知したウイルスのランキングは以下のとおり。

国内のウイルス感染および発見報告数(2010年3月22日から2010年3月28日まで)

1位:MAL_OTORUN2
2位:WORM_DOWNAD.AD
3位:MAL_XED-10
4位:MAL_OTORUN1
4位:POSSIBLE_GUMB-4
4位:TROJ_MDROP.DYX
7位:CRYP_MANGLED
7位:CRYP_XIN1
7位:EXPL_MS04-028.A
7位:HTML_IFRAME.HT
7位:MAL_NAIX-5
7位:TROJ_FAKEAV.EX
7位:TSPY_MAGANIA.ASN
7位:TSPY_ZBOT.SMG

(Security NEXT - 2010/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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