「WORM_DOWNAD」が首位へ、Gumblar関連も依然活発 - トレンド週間ランキング
トレンドマイクロは、国内において3月8日から14日までに同社が感染や発見について報告を受けたウイルスの状況について取りまとめた。
トップは、2009年に流行した「WORM_DOWNAD」が前回から順位を上げてトップとなり、首位だった「MAL_OTORUN」は7位へと順位を落とした。続く2位となるのは、「JS_GUMBLAR」と見られる検知をまとめた「POSSIBLE_GUMB」が続いている。
「JAVA_BYTEVER」や前回ランク外となった「JS_ONLOAD」など、改ざん関連ウイルスは依然として活発でランキングに入っている。また「TROJ_GAMETHI」「TSPY_ONLINEG」などオンラインゲームのアカウントを狙うウイルスが上位に登場するなど目立った動きを見せた。
同社が検知したウイルスのランキングは以下のとおり。
国内のウイルス感染および発見報告数(2010年3月8日から2010年3月14日まで)
1位:WORM_DOWNAD
2位:POSSIBLE_GUMB
3位:TROJ_GAMETHI
3位:TSPY_ONLINEG
3位:WORM_AGOBOT
3位:WORM_PALEVO
7位:ADW_SHOPPER
7位:JS_ONLOAD
7位:MAL_OTORUN
7位:JAVA_BYTEVER
(Security NEXT - 2010/03/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2024年10月27日〜2024年11月2日)
3Qの脆弱性届出は116件 - 前四半期から4.5%増
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)