Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2009年第4四半期の「JVN iPedia」新規登録は351件へ大幅減 - 深刻度「警告」以上が9割以上

情報処理推進機構(IPA)は、2009年第4四半期における脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめた。新規登録件数は351件と前四半期より減少するも、深刻度が高い脆弱性が多く、注意が必要な状況が続いている。

レポートによれば、2009年第4四半期にJVN iPedia日本語版に新規登録された脆弱性対策情報は351件で、前四半期の629件から大きく減少した。

内訳は、米国立標準技術研究所(NIST)のデータベース「NVD」から収集した情報が323件と約9割を占めている。JVNから収集した情報が26件、国内製品開発者から収集した情報が2件だった。公開を開始した2007年4月からの累計登録件数は7646件となっている。

またJVN iPedia英語版には、JVNから収集したもの16件、および国内製品開発者から収集したもの2件について新規に登録した。

(Security NEXT - 2010/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに判明した権限昇格の脆弱性 - 詳細やPoCが公開
2023年4Qの「JVN iPedia」登録、前四半期の約1.6倍に
「JVN iPedia」の登録数、前四半期比3.7倍に - 前年分公開の影響で
2Qの「JVN iPedia」の登録数、前四半期比約1.2倍に
1Qの脆弱性DB「JVN iPedia」登録数、2期連続で減少
脆弱性DB「JVN iPedia」の4Q登録数 - 前四半期から減少
脆弱性DB「JVN iPedia」の3Q登録数、前四半期から倍増
脆弱性DB「JVN iPedia」への登録、2Qは2325件 - 前四半期から1455件減
「Windows 8.1」のサポート終了まで約半年 - 「同7」「WS 2008」のESUも終了へ
2022年1Qの脆弱性DB登録は3780件 - 5四半期ぶりに減少