「お笑い」「アクション映画」「初詣」と「セキュリティ」
テレビを離れても意外なところで、「セキュリティ」に対する関心の高まりを感じさせるものを目にした。
今年は、初詣に「神田明神」を訪れた。さまざまなニーズ(?)に合わせ、多種多様なお守りが販売されているが、秋葉原が近いことから、ここでは「IT情報安全守護」が売られている。セキュリティについて自身の対策だけでは不安で、神にもすがりたい人が、増えているのかもしれない。
情報セキュリティ対策において大敵なのは「無関心」だ。冒頭でも触れたが、改ざんの猛威が発生している一方で、そうした問題に今も無関心のユーザーがおり、被害に遭ってしまうケースも絶えない。
今回紹介した出来事はちょっとした変化に過ぎない。しかし、こうした小さなことが積み重なって大きな波となり、2010年はより多くの人がセキュリティ対策へ関心を持ってもらえるよう大いに期待したい。本誌でもより充実した情報発信を目指していくので、引き続きお付き合いいただきたい。
(Security NEXT - 2010/01/14 )
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