不正サイト停止のため、「Gumblar」によるウェブ改ざん関連情報求む - JPCERT/CC
JPCERTコーディネーションセンターは、被害が広がっているウイルス「Gumblar」によるサイト改ざんについて、インシデントに遭遇した場合は同センターまで情報を提供してほしいと呼びかけている。
同センターは被害の拡大を防止するため、改ざんされたサイトの修正をはじめ、情報送信先となっているサイトの停止など調整を行うことが重要と指摘。
攻撃手法の分析、マルウェア配布サイトや盗聴情報の送信先サイトの停止など、同センターが対応を進めるため、同センターのウェブフォームやメールを通じて、改ざんの関連情報を提供してほしいと協力を求めている。
同センターによれば、「Gumblarウイルス」の改ざんに関する同センターへの届け出件数は、第3四半期は28件だったが、第4四半期には372件まで拡大しているという。
(Security NEXT - 2010/01/08 )
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