Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ユーザーの個人情報が検索サイトから閲覧可能な状態に - ゲーム情報サイト

ゲーム情報サイト「インサイド」の一部会員において、利用者の操作ミスにより個人情報が公開される状態が発生した。

同サイトを運営するIRI コマース&テクノロジーによれば、会員4人の氏名、住所、年齢、誕生日などの個人情報が、ユーザーや誤って公開ページへ入力したことにより、外部から閲覧できる状態になったという。公開された情報は検索エンジンにも登録されていた。

同サイトでは、ユーザー登録後に追加で記入できる公開ページを用意しており、公開を希望しない場合には情報を入力しないよう注意を促していたが、氏名や住所など入力欄を設けていたため、ユーザーが誤って情報を入力したことから公開されたと説明している。

同社では、個人情報を誤って入力しないよう入力欄を削除した。また同社が取得した個人情報をデータベース上から削除するとともに、検索サイトに対しキャッシュの削除を依頼した。

同社では、情報が閲覧可能だった会員に対し説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2009/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
採用試験受験者宛の通知メールを誤送信 - 北九州市
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示
公開ファイルの個人情報非開示処理でミス - 階上町
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
共同利用の顧客情報管理システムに不備 - 東北電力ネットワーク
クラウドのファイル権限に設定ミス、URL指定でアクセス可能 - コスモ石油マーケ
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市