Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オレンジソフト、メール添付ファイルの暗号化製品に新ハイエンドモデル

オレンジソフトは、メールの添付ファイルをサーバ上で暗号化するセキュリティアプライアンス「BRODIAEA safeAttach HX2」を発売した。

同製品は、添付ファイルを暗号化することによりメール経由の情報漏洩を防止するセキュリティアプライアンス。従来販売していたハイエンド向けモデル「BRODIAEA safeAttach HA」の後継にあたり、1UサイズでCPUにXeon 5500シリーズ2機を搭載。ハードディスク容量を1Tバイト、メモリを8Gバイトへ拡張した。

同社によれば、旧製品からメール配送性能が最大2倍になったという。電源の冗長化にも対応している。価格は315万円で保守費用が別途必要。

また同社では、同シリーズ向けソフトウェアを12月にバージョンアップする計画。バージョンアップにより、本文の暗号化や強制的にBCCを用いる機能、AES 256ビットへの対応などが予定されている。

(Security NEXT - 2009/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信
セキュア開発が学べる無料オンラインコンテンツ - Linux Foundation
パスロジ、ファイル送受信用の暗号化サービス - 個人は無料
「MIRACLE ZBX」に新版、セキュリティ面を強化
ランサムウェア「Yanluowang」の復号ツールを提供 - カスペルスキー
NICT、プライバシー保護連合学習技術をイエラエに技術移転
復号化せずに「SSL/TLS」を用いたDDoS攻撃を防御 - Radware