特定商取引法違反で出会い系サイト事業者を行政処分 - 法改正後、迷惑メール送信最多
経済産業省は、迷惑メールを送信していた大阪市の出会い系サイト事業者「ニュートラルインターネットリサーチ」に対し、行政処分を行った。
同社は特定商取引法のオプトイン規制に違反し、受信者の許諾を得ないで出会い系サイト「愛の方式」の広告メールを送信していたことから、同省が事前に承諾を得るよう8月26日付けで業務改善命令を行ったもの。
継続的に配信されたメールには、「同意者のみに送っている」など実際は行っていないオプトインを装っていたという。同省では、問題のメール広告を7月31日までに8000件以上確認しており、法改正が行われた2008年12月以降最多。同省の調べでは6月や7月に発生した迷惑メールの送信件数においても、もっとも多かったという。
(Security NEXT - 2009/08/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
メアドが不正利用、スパムの踏み台に - 名古屋産業振興公社
メルアカに不正アクセス、スパムの踏み台に - 鹿児島市の総合病院
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
国交省のコンテナ物流システムがスパムの踏み台に - 情報流出なし
従業員メールアカウントがスパムの踏み台に - 河合楽器グループ会社
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
メールサーバがスパム送信の踏み台に - 横浜みなとみらいホール
約6万件のスパム、森林研究所メルアカが不正利用 - 富山県
幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も