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学生や資料請求者などの個人情報がネット上で閲覧可能に - 東北芸術工科大

東北芸術工科大学は、在学生や資料請求者など22人の個人情報が、ネット上で閲覧可能な状態にあったことを明らかにした。

8月18日10時ごろ、在学生からの指摘があり、漏洩のおそれがある約600件の情報について調査したところ、複数の検索エンジンで22人分の個人情報が結果として表示されることが判明した。

閲覧可能な状態にあったのは、2009年4月以降に同大学ウェブサイトの問い合わせフォームを利用した在学生や他大学の学生、資料請求者、高校教員など22人分の個人情報。氏名、住所、電話番号などが含まれていた。

同大学では、問題が判明した同日中にサイト上のプログラムを修正。検索エンジンへ情報の削除を要請し、翌19日12時10分に、該当する情報の削除を確認したという。また関係者に対し経緯説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2009/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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