Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

文科省「再生医療の実現化プロジェクト」のサイトが改ざん

文部科学省が幹細胞利用技術などの実用化を目指して取り組んでいる「再生医療の実現化プロジェクト」のウェブサイトにおいて、改ざん被害が発生した。不正なリンクが埋め込まれたもので、現在ウェブサイトを停止し、調査を進めている。

同省が、7月26日に内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)より指摘を受け、被害に気がついたもの。同サイトの運用は先端医療振興財団へ委託しており、同省ではサーバを停止させた。

現時点では、トップページのリンク先が変更されていたことが判明しており、それ以外に被害がないか調べている。また同省では今回の事件を受け、再発防止策やシステムの復旧など対応を進めている。

090727me.jpg

同プロジェクトの検索結果でも「損害を与える可能性がある」との警告が表示されている。サーバは現在は停止している。

(Security NEXT - 2009/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究用サーバが改ざん、オンラインカジノへのリンク - 札幌市立大
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
東亜大に不正アクセス、サイト改ざんで判明 - サーバ内部に個人情報