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新OSで帯域制御も可能となったアプリケーションファイアウォール - パロアルトネットワークス

記者向けの発表会では、PA-500の出荷目標について、代表取締役社長の金城盛弘氏は4桁台を目指すことを明らかにした。

今回の発表に合わせ来日した米Palo Alto NetworksでVice Presidentを務めるLarry Link氏は、ポート番号やIPベースで対応する従来システムについて、多くのコストをかけているにもかかわらず、効果が低下しているとし、アプリケーションベースによるファイアウォールの強みを強調した。

また製品の説明を行った同社技術本部長の乙部幸一郎氏も、最近のアプリケーションの特徴として、ファイアウォールを回避する機能を搭載しているものが多いと背景を解説。

同社が60組織を対象に実施した調査で9割以上がP2P、ブラウザベースのファイル共有も7以上が利用しているとの結果を示し、アプリケーション制御の必要性が増していると述べた。

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左からLink氏、金城氏、乙部氏

(Security NEXT - 2009/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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