Panda、クラウド型ウイルス対策製品のベータ版を公開 - 個人利用は無料
スペインのPanda Securityは、クラウド型ウイルス対策シンクライアント「Panda Cloud Antivirus」のグローバルベータ版を発表した。個人利用であれば、無料で利用できる。
同製品は、ローカル環境における複数の検知技術と、シンクライアントエージェントによるネットワーク経由の非同期クラウド型スキャニング処理の技術を活用するセキュリティ対策製品。
ローカル環境に定義ファイルをインストールしない構造で、メモリやCPUといったリソースの消費を低減させており、同社の説明によれば従来製品と比較してCPUの負担は半分程度だという。
ウイルスやスパイウェア、ルートキット対策機能のほか、ヒューリスティック、グッドウェアのキャッシュ機能を提供し、メモリの消費は平均17Mバイトに抑えた。
マルウェアの診断については、数百万人規模のユーザーコミュニティから情報を収集。ユーザーが受け取ったファイルについて6分以内に自動で分類を行うしくみで、1日当たり5万件以上のサンプルを処理している。
(Security NEXT - 2009/05/01 )
ツイート
PR
関連記事
ラック、情報リテラシーカードゲームを開発 - 体験講座の参加団体を募集
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー
ドコモメールになりすまし警告機能 - 「DMARC」未導入も対象
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「WarpDrive」に「攻殻機動隊」の世界観でセキュリティ学べるゲーム機能
攻撃者を疑似体験し、セキュリティの重要性を学ぶボードゲーム - IPA
「ブラックボックス診断」で問題発見時に静的診断も - Flatt Security
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
ドメインを登録するだけの手軽なセキュリティ診断サービス - イエラエ
IoT機器のセキュリティ評価を無償提供 - CCDS