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強みは「マルチコア技術」と「サブスクリプション」 - ソニックウォール

ソニックウォールは、同社社長兼CEOであるMatt Medeiros氏の来日に合わせ、26日に都内で記者向けの説明会を行った。

同社にとって日本は、国ベースで米国に続き大きな市場で、売上全体の約10%を占めている。今回の説明会で同氏は、国際的な経済不況が進むなか、国内で2008年第4四半期に過去最高益を記録。2008年を通じても過去最高だったことを明らかにした。

同氏はマルウェアの発生状況について解説し、2008年における最後の3カ月に登場したウイルスの件数が、9カ月間の件数を上回っており、経済環境の悪化によりサイバー犯罪の発生率が上昇している点を紹介。またこうした攻撃はネットワーク経由で自動で攻撃が行われるため、大企業、中小企業関係なく対策が必要となっていると指摘した。

情報セキュリティ対策製品の市場競争が増しているが、同社の強みについては、第3者機関によるテストなどで、スループットの能力が評価されているディープパケットインスペクションやマルチコアといった技術的な面と、サブスクリプション契約により製品を長期にわたって利用できる点を挙げた。サブスクリプションについては売り上げ比率は56%に達しているという。

また発表会で日本に対する対応体制について触れ、開発スタッフは米国のサニーベールに日本人スタッフが3人が常駐しており、ローカライズや日本における要望を応えるため活動していることを明らかにした。

技術者は毎月来日し、顧客に対するヒアリングを実施しているほか、いち早くFTTH対応するなど他国と異なった特徴がある日本のIT技術に注目、対応することで、追随する米国などの動きにもいち早い対応を実現しているという。

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Matt Medeiros氏(左)と挨拶に立った日本代表のマイク小池氏(右)

ソニックウォール
http://www.sonicwall.com/japan/

(Security NEXT - 2009/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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