Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソニーの業務用ネットワークカメラに脆弱性 - IPAが注意喚起

情報処理推進機構(IPA)は、ソニー製ネットワークカメラのモニタリング機能で利用するソフトウェアに脆弱性が見つかったとして、アップデートなど対策を呼びかけている。

脆弱性が見つかったのは、ソニーが販売する業務用ネットワークカメラ「SNCシリーズ」15製品。同カメラの映像をブラウザから閲覧する際に利用する「ActiveXコントロール」にヒープバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、ユーザーが悪意あるページを閲覧した場合、任意のコードが実行されるおそれがあるという。

ソニーでは、対象となる製品およびファームウェアのバージョンについてウェブサイトでアナウンスを開始。脆弱性を解消したプログラムが用意されており、ユーザーはウェブサイトよりダウンロードすることができる。

ソフトウェアセキュリティ脆弱性対策プログラムご提供のお知らせ
http://www.sony.jp/professional/News/info/pb20090223.html

ソニー
http://www.sony.co.jp/

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2009/02/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害