Internet Explorer 7にゼロデイの脆弱性 - MSがアドバイザリ
マイクロソフトは、「Internet Explorer 7」の脆弱性に対する攻撃が一般に公開されたとしてアドバイザリを公開した。
同社によれば、不正なウェブサイトへ誘引することで脆弱性を攻撃された場合、ユーザー権限を奪取されるおそれがあり、限定的ながらも実際に攻撃を確認しているという。同社では引き続き調査を進めており、セキュリティ更新プログラムの提供など対策を実施する予定。
今回見つかった脆弱性は、「Windows Vista」であれば「IE 7」の保護モードを利用することで影響を制限できる。またユーザー権限が低い設定のアカウントを利用したり、インターネットゾーンやローカルのセキュリティ設定を「高」とするなど、ActiveXコントロールやアクティブスクリプトの動作を制限することで攻撃のリスクを緩和できるという。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (961051)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/961051.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/12/11 )
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