オンラインゲーム「ファンタテニス」公式サイトが改ざん、閲覧でウイルス感染のおそれ
ソリッドネットワークスが提供しているオンラインゲーム「ファンタテニス」の公式サイトにおいて、不正アクセスによる改ざんが発生していたことがわかった。閲覧者にウイルス感染のおそれがあるとして、注意を呼びかけている。
同社によれば、12月8日2時39分ごろ、サイト内のニュースページおよびゲーム起動ページにおいてデータの改ざんが発生。これにより、同日2時39分から5時50分までの間にアクセスした場合、悪意あるスクリプトが読み込まれた可能性がある。
このスクリプトには、Microsoft OfficeやRealPlayerの脆弱性を攻撃するコードが含まれていた。ウイルス感染を引き起こすおそれがあるため、同社では、心当たりのあるユーザーに対しウイルス感染のチェックを行うよう呼びかけている。
同社では、問題が発覚した12月8日5時50分にウェブサイトを停止したが、脆弱性対策を実施し、9日22時よりサービスを再開した。また今回の不正アクセスによる個人情報の漏洩は確認されていないという。
今回の改ざん被害を受け、同社と提携しているハンゲームにおいても、サポートページで情報を公開し、関連するユーザーへ注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2008/12/10 )
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