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企業の独自アプリをウイルスと誤検知する不具合 - トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、同社セキュリティ対策製品向けに提供したウイルス定義ファイル「5.649.00」に誤検知の不具合が発生したことを明らかにした。現在は問題が修正された定義ファイルが配布されている。

問題となる定義ファイル「5.649.00」は、11月12日16時ごろに公開されており、企業などが独自開発したアプリケーションを「TROJ_VBTROJ.AQ」と誤って検知し、感染の警告を行う場合があったという。警告に従って隔離したり削除した場合、ソフトウェアを使用できなくなる。

同社では11月13日に公開した「5.651.00」で不具合を解消。ファイルを隔離した場合の復元方法をアナウンスしている。

ウイルスパターンファイル 5.649.00における誤警告情報
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=1170

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2008/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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