「緊急」1件を含む2件の月例セキュリティ更新プログラムを公開 - マイクロソフト
マイクロソフトは、11月の月例セキュリティ更新プログラム2件の提供を開始した。深刻度は「緊急」「重要」がそれぞれ1件となっている。
「緊急」とされるセキュリティ更新プログラム「MS08-069」は、「Microsoft XMLコアサービス」に関する複数の脆弱性を解消するもの。Internet Explorerにより悪意あるウェブサイトへアクセスした場合、リモートでコードが実行されるおそれがある。
一方、深刻度が「重要」のプログラム「MS08-068」は、すでに一般へ公開されている「Microsoft Server Message Blockプロトコル」の脆弱性へ対応するパッチ。こちらもリモートによる攻撃を可能とするもので、悪用された場合、不正なプログラムが実行されたり、データの流出や改変といったおそれがある。
2008年11月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-nov.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/11/12 )
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