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日本サムスンのデジタルフォトフレーム用ソフトにウイルスが混入

日本サムスンが公開したデジタルフォトフレーム用ソフトに、ウイルスが混入していたことがわかった。

ウイルスに感染していたのは、同社が2008年8月28日から10月9日にかけて同社ダウンロードサイトで公開したWindows XP向けデジタルフォトフレーム用ソフト「Frame Manager Ver.1.08」。混入していたウイルスは「W32.Sality.AE」で、実行ファイルへの感染で拡散し、ウェブ経由で悪質なファイルをダウンロードする。

同社によれば、Ver.1.06以前に感染のおそれはなく、同社では再度旧バージョンのソフトを公開。また心当たりがあるユーザーに対してソフトのバージョンを確認するとともに、問題のソフトをダウンロードしている場合には、ウイルスの検知や駆除を実施するよう呼びかけている。

日本サムスン
http://www.samsung.com/jp/

(Security NEXT - 2008/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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