Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会

日本心理学会は、会員やイベント参加者などに一斉配信した一部メールにおいて、無関係のメールアドレスが混入する不具合が発生したことを明らかにした。

同学会によれば、11月1日から12月1日にかけてメール配信システムより送信した一部配信メールのヘッダ内に会員のメールアドレスが数件から数十件混入する不具合が発生した。

12月1日に受信者から指摘があり判明。メール配信システムの管理を委託している事業者に問い合わせたところ、11月1日に実施したシステム変更の不具合が原因となり、発生したことがわかった。

12月1日にシステムを修正。メールアドレスが漏洩した可能性のある一斉配信メールは20件あり、同学会では対象となるメールの件名リストを案内し、受信していた場合は、ヘッダを確認せずに削除するよう求めている。

(Security NEXT - 2023/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村