事業者や消費者向けのフィッシング対策ガイドラインが公開
フィッシング対策協議会は、「フィッシング対策ガイドライン」を取りまとめ、公表した。事業者や消費者を対象とした総合的なガイドラインは国内ではじめて。
同ガイドラインは、対象業種などを絞り込まず総合的にフィッシング対策についてまとめたガイドライン。策定にあたっては、有識者や専門機関、金融機関やセキュリティベンダーといった民間事業者などが検討し、政府機関もオブザーバとして参加した。
事業者については、未然防止対策や被害発生時の対策、組織体制などについてまとめた。対策の重要度を3段階で表示することで事業者の特徴に沿った対策がわかる。また被害に遭い、実際に対策を行った事業者の意見などを採り入れることでより実践的な内容に仕上げたという。
また消費者の面からもフィッシングを判別するために必要な知識や安全対策、被害時の対応方法などについて盛り込んだ。ガイドラインは、同協議会のウェブサイトよりダウンロードすることができる。
(Security NEXT - 2008/09/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD