Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

事業者や消費者向けのフィッシング対策ガイドラインが公開

フィッシング対策協議会は、「フィッシング対策ガイドライン」を取りまとめ、公表した。事業者や消費者を対象とした総合的なガイドラインは国内ではじめて。

同ガイドラインは、対象業種などを絞り込まず総合的にフィッシング対策についてまとめたガイドライン。策定にあたっては、有識者や専門機関、金融機関やセキュリティベンダーといった民間事業者などが検討し、政府機関もオブザーバとして参加した。

事業者については、未然防止対策や被害発生時の対策、組織体制などについてまとめた。対策の重要度を3段階で表示することで事業者の特徴に沿った対策がわかる。また被害に遭い、実際に対策を行った事業者の意見などを採り入れることでより実践的な内容に仕上げたという。

また消費者の面からもフィッシングを判別するために必要な知識や安全対策、被害時の対応方法などについて盛り込んだ。ガイドラインは、同協議会のウェブサイトよりダウンロードすることができる。

(Security NEXT - 2008/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
システムに不正アクセス、予約者にフィッシングメール - 沼津リバーサイドホテル