Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者の個人情報1021件含むUSBメモリを紛失 - 福井総合病院

福井総合病院において、患者の個人情報1021件が記録されたUSBメモリが所在不明になっていることがわかった。

所在が不明になっているメモリは、患者データを記録していたもので、2008年6月、7月に入院していた患者の個人情報1021件が記録されていた。氏名、生年月日、診察券番号、保険者番号、被保険者記号番号、保険有効期限、診療金額明細のほか、入院診療科や入退院日、入院日数などが含まれる。

同院によれば、8月12日から25日までの間に紛失しており、院内だけでなく院外で紛失した可能性もあることから、警察に遺失届を提出するとともに捜索を行っているという。同院では対象となる患者に対し、個別に電話をして経緯説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

元教授が患者情報を不正持出、開院案内などに利用 - 広大病院
再委託先でランサム感染、被保険者情報が流出した可能性 - クボタ健保組合
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 公立富岡総合病院
患者情報含む市民病院の旧端末がフリマアプリに流通 - 気仙沼市
委託業者に無関係の病棟管理日誌を誤送信 - かみいち総合病院
学生が患者の個人情報含むカルテの写真をSNSに投稿 - 名古屋大病院
申込用に公開した表計算ファイルに個人情報 - 都立豊島病院
職員が患者カルテをインスタ投稿、個人情報が残存 - 仙台市立病院
第三者のYouTube動画に患者の電子カルテ情報 - 群大付属病院
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院