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「暗号化マスター4」など暗号化ソフト2製品を発売 - フロントライン

フロントラインは、AES 256ビットによりPC内のデータを暗号化できるソフトウェア2製品を、8月1日より発売する。

「自動暗号化マスター4」は、フォルダを指定することにより、フォルダ内のファイルを自動的に暗号化できるソフトウェア。暗号化フォルダ内では、ファイルをダブルクリックと復号化され、オリジナルアプリケーションで編集が可能。編集終了時に再び自動的に暗号化される。

最新版では、ダブルクリック時にパスワード確認の設定可能となったほか、パスワードの誤入力を指定回数以上行った場合、復号できないようにする機能を追加した。

「暗号化マスター4」は、特定のファイルやフォルダの暗号化機能に加え、「自動暗号化マスター4」やUSBメモリなどの暗号化を行える「USB暗号化マスター4」の機能を搭載した上位版。コマンドラインからの暗号化にも対応している。

両製品では、ソフトを無償で配布できる復号ソフト「デサイファー4」が用意されており、ユーザー以外のPCでも復号化を行うことが可能。またデータの削除ツールも同梱されている。

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上位版の「暗号化マスター4」

(Security NEXT - 2008/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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