Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Kaspersky製品で一太郎ファイルの誤検知が発生 - 現在は修正済み

Kaspersky Labs Japanは、7月3日に同社製品へ配信された定義ファイルの一部に不具合があり、ジャストシステムの一太郎形式ファイルをウイルスとして誤検知する問題が発生したと発表した。すでに定義ファイルの修正は完了している。

同社によれば、不具合があったのは7月3日10時41分付けの定義ファイル。適用している場合、ウイルスに感染していない正常な一太郎のファイルについても「Trojan-Dropper.Ichitaro.Tarodrop.l」として検知されるという。同社では問題を修正した同日17時28分付けの定義ファイルを、21時ごろより提供開始している。

設定によっては誤ってファイルが削除されている可能性もある。同社では心あたりのあるユーザーに対し、最新の定義ファイルへ更新した上でバックアップファイルからの復元し、再度ウイルスチェックを実施するよう対応を呼びかけている。

Kaspersky Labs Japan
http://www.kaspersky.co.jp/

(Security NEXT - 2008/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

厚労省の「マイジョブ・カード」、別人情報が表示される不具合
「弥生のかんたん開業届」で不具合 - データに他利用者情報
一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会
確定申告機能に不具合、データが未送信 - 弥生
洋菓子通販サイトで不具合 - 配送先情報を誤表示
注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
クラウド請求書「INVOY」、一部利用者情報が閲覧できる状態に
TVerアプリでオプトアウト設定が書き換わる不具合 - データを外部送信
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
全銀システムが復旧、未処理分や12日分の処理も完了