5月の「SQLインジェクション攻撃」は4月の約3倍 - ラック調査
「SQLインジェクション攻撃」が激化している。5月は過去最悪だった4月のさらに約3倍に達するなど、急激なペースで上昇していることがラックの調査でわかった。
同社が運営するセキュリティ監視センター「JSOC」において検知した攻撃の状況を取りまとめたもの。「SQLインジェクション攻撃」は、2007年3月ごろから増加し、同年中盤に一時期ピークを迎えたものの、その後はやや落ち着きを見せ、2万件から3万件前後で推移していた。
変化を見せたのが2007年3月で、再び増加傾向へ移行し、4月に5万1252件と大台を突破。さらに5月に入って状況は悪化、15万7407件と4月の約3倍を検知しており、2005年以降過去最悪を記録した。
(Security NEXT - 2008/06/09 )
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