Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

島根の社会福祉法人、個人情報がネット上で閲覧可能に - サーバの設定ミスで

松江開府400年祭記念の名刺を販売した社会福祉法人のふらっとにおいて、インターネット上に顧客の個人情報が流出する事故が発生した。

システムの不備によりインターネット上から名刺を注文した顧客の個人情報が閲覧できる状態となったもので、57件53人分の氏名や住所、電話番号、所属、注文内容などが流出。名刺は、松江開府400年祭推進協議会が企画、同社が販売しているもので、2007年9月から商品の注文をオンラインで受け付けていた。

顧客がインターネット上で自分の名前を検索して流出に気が付き、松江市役所へ連絡。同社へ5月31日に連絡が入り、調査したところアクセス権が設定されていないことが判明した。同社では、アクセス権を修正したが、今後体制が整うまでインターネット上の注文を停止する。

(Security NEXT - 2008/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
メール記載のリンク先を誤設定、個人情報が流出 - 岐阜県