アイ・オー製無線LANルータの初期設定にセキュリティ上の問題 - 設定変更を
アイ・オー・データ機器製無線LANルータの一部製品において、初期設定にセキュリティ上の問題が存在していることがわかった。同社や情報処理推進機構では、注意を呼びかけている。
問題が明らかになったのは、「WN-APG/R シリーズ」「WN-WAPG/R シリーズ」の一部製品。古いファームウェアが適用された機種で初期設定が変更されていないと、認証機能が無効であるため、外部よりウェブ管理画面へアクセスできるという。不正に操作された場合、管理用パスワードやファイアウォールの設定の変更、情報漏洩などネットワークが危険にさらされる可能性がある。
セキュリティの設定を初期設定の「標準」から「中」「高」「カスタム」へ変更するか、ルータの設定画面へパスワードを設定することで問題を回避できる。またファームウェアを最新バージョンへアップデートするか設定を変更を行うことで脆弱性を回避できる。
お客様への大切なお知らせ
http://www.iodata.jp/news/oshirase.htm
アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/
情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
(Security NEXT - 2008/03/18 )
ツイート
PR
関連記事
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)