Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

端末の紛失による情報漏洩を防止するモバイル向け技術を開発 - KDDI研

KDDI研究所は、「しきい値暗号技術」を活用したモバイル環境向けセキュリティサービスを開発した。端末の紛失やバックアップサーバからの情報漏洩を防止できる。

今回開発されたデータ共有技術は、暗号化されたデータを復号する鍵を、複数の鍵に分散して管理する「しきい値暗号技術」を活用したもの。

携帯端末と携帯電話のバックアップサーバの暗号化を実施し、それぞれに復号化に用いる秘密鍵を分散して保存。復号化には、端末とサーバに分散した鍵が必要となるため、紛失した端末やデータが保存されているサーバへの不正アクセスを防止し、第三者へのデータ流出を防止できる。

データは端末内に保存されており、利用時にはデータ容量が小さい分散鍵を送受信するだけで済むため、モバイル環境でもスムーズに利用できる。同社では、同技術を活用した顧客情報の共有や著作権管理といったシステムへの応用を想定しており、企業向けセキュリティソリューションの実現に向けて検討を進める。

(Security NEXT - 2008/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

セキュリティリリース「PHP 7.4.18」「同7.3.28」が公開
金融機関向けASPサービスに不正アクセス - トレードワークス
「BIND 9」に3件の脆弱性 - RCEやDoS攻撃のおそれ
重要インフラ事業者へランサムウェアについて注意喚起 - NISC
2021年1Qの標的型攻撃メール報告は13件 - 「Emotet」関連報告は収束へ
日産証券のオンライン取引システムで障害 - ランサム感染か
QNAPのバックアップソリューション「HBS 3」に深刻な脆弱性
個情委、LINEへ委託先監督義務で行政指導 - 外国第三者提供については指導なし
総務省、LINEに行政指導 - 安全管理や利用者への説明不十分
2021年1Qの「JVN iPedia」登録は1701件 - 「XSS」が170件で最多