Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

横浜市、職員約6000人分の給与明細を紛失 - 誤廃棄か

横浜市において、市職員約6000人分の給与明細など記載された書類が、収納されていた箱ごと所在不明になっている。

所在が不明になっているのは、職員の給与明細を所属ごとにまとめた「給与等仕訳書」。2005年度分30箱のうち、11局4区分を収めた6箱の行方がわからなくなっている。同書類には、職員約6000人分の氏名および給与明細などの個人情報が含まれているという。

2月1日に、同書類のデータをマイクロフィルムに移行するため、書類の分類作業を実施したが、その際に書類の紛失が発覚。倉庫などの捜索を行ったが、発見できなかったという。同市では、2007年4月に不要文書の廃棄処理を行っており、誤って混入させて処分した可能性が高いとしているが、捜索は続けている。

同市では、書類を収納した箱の廃棄や移動の際、個数チェックを怠ったことが原因だとして、今後は整理番号を付けて確認しながら搬出するなど、再発防止対策を進める。

(Security NEXT - 2008/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ