ネットバンクの不正引き出し、件数多くも被害額は大幅ダウン
全国銀行協会は、インターネットバンキングにおける預金不正引き出しの状況を公表した。被害件数は高水準だが、被害額は大きな減少を見せた。一方で偽造キャッシュカードの被害が再び増加している。
同協会が、会員や準会員など187行に対してアンケート調査を実施したもの。2007年第4四半期の被害は52件、被害額は約900万円だった。
ネットバンキングによる不正引き出しは、2006年第4四半期の時点で被害件数が17件、被害額1400万円だったが、2007年第1四半期に31件、1900万円と急増。その後も被害件数は増え続け、第3四半期に57件とピークを迎えた。今回も1割弱減少したものの52件と高水準となっている。
ただし、被害額については第2四半期に5700万円まで上昇したものの、翌四半期に4800万円と減少に転じ、今回の調査で2006年第1四半期ぶりに1000万円割れとなった。
一方で、偽造キャッシュカード被害については、2007年第3四半期に30件と低水準に落ち着いたが、第4四半期に229件と大幅に増加し、件数としては過去最悪を記録。また被害額についても1億7900万と前回の3000万円から急増している。
(Security NEXT - 2008/02/08 )
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