顧客情報が記載された取引台帳をメールで誤送信 - 不動産仲介会社
横浜市で不動産関連事業を展開するナイスは、メールの送信ミスにより、個人情報3件を誤って流出したと発表した。
同社の営業所において、マンションの問い合わせを行った顧客2人に対して物件の図面をメールで送信したところ、誤って別の物件に関する取引台帳を添付したもの。誤送信された取引台帳には、買主や売主など、3人分の氏名、連絡先、取引金額、融資内容などが記載されていた。
機器に残された取引台帳が誤ってスキャニングされ、添付ファイルの内容を確認せずそのまま送信したという。同社では誤送信先に連絡して謝罪とデータの削除を依頼するとともに、台帳に記載されていた3人に報告と謝罪をした。
同社では、責任者のチェックを行った上で顧客へメールを送信するなど手順をルール化を実施、再発を防止したいとしている。
(Security NEXT - 2007/12/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト