FileMaker旧バージョンにXSSの脆弱性 - パッチは提供されず
ファイルメーカーのデータベースソフト「FileMaker」の一部旧バージョンに脆弱性が見つかった。
FileMaker Pro 7、同8.Xの「インスタントWeb公開」機能にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかったもので、閲覧者のウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。通常版に加え、デベロッパー版やサーバ版などにも脆弱性は含まれており、Mac版、Windows版いずれも影響を受ける。
いずれも修正プログラムやアップデートなどは提供されておらず、脆弱性を解消するには、2007年9月にリリースされた「FileMaker 9」シリーズへバージョンアップするか、同機能をオフにする必要がある。
ファイルメーカー
http://www.filemaker.co.jp/
(Security NEXT - 2007/11/27 )
ツイート
PR
関連記事
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意
「NVIDIA App」「Nsight Graphics」に脆弱性 - アップデートを公開
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
島根県内の宿泊兼複合施設サイトで顧客情報流出の可能性
外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大
8月のDDoS攻撃件数、前月比1.3倍 - 50Gbps超の攻撃も
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性