脆弱性届出が1就業日あたり2件を突破 - 800日以上修正されないケースも
情報処理推進機構とJPCERTコーディネーションセンターは、2007年第3四半期の脆弱性に関する届け出の状況を取りまとめ、公表した。
7月1日から9月30日までに届けられた脆弱性は152件。ウェブアプリに関するものが103件、ソフトウェアに関するものが49件となり、ウェブアプリに対する届け出がソフトウェアを上回る傾向が続いている。また1就業日あたりの届け出数は2.03件で、2件を突破したのは調査開始以来はじめて。
ウェブサイトの脆弱性について修正されたケースは26件で、サイト運営者が脆弱性ではないと判断したものは24件あった。2004年7月以来の累計としては、届け出が行われた脆弱性は1043件となり今四半期に1000件を突破した。約2割は現在も対応が進められている状態で、ウェブサイト運営者へ連絡が取れないケースが7件あった。
脆弱性への対応が必要とされるケースの場合、79%については通知から90日以内に修正を完了している。しかし、修正にされないケースも目立っており、300日以上も対策が完了していないものが50件。そのうち20件は600日を超えている。それらにはクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなど深刻な脆弱性が長期間にわたり放置されているケースがあるという。
ソフトウェアについては、修正などが完了し、公表したケースが18件で、個別に対応したケースも2件あった。JPCERT/CCは、脆弱性発生時にスムーズな対応が行えるよう、ソフトウェア開発者の登録を行っており、9月末時点で207社となった。同センターでは、引き続きリストへの登録を呼びかけている。
情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
JPCERTコーディネーションセンター
http://www.jpcert.or.jp/
(Security NEXT - 2007/10/23 )
ツイート
PR
関連記事
教員アカウントがスパム送信の踏み台に - 鹿児島県立短大
ECサイトで個人情報が表示、設定不備で - FABRIC TOKYO
業務用携帯電話を紛失、虚偽報告の職員を処分 - 長浜市
校外学習先で生徒の個人情報含む書類を紛失 - 大阪府立高
システム侵害による情報流出が判明、詳細を調査 - 村田製作所
市民活動支援センターの団体宛メールで誤送信 - 木更津市
水道スマートメーターの利用者情報が流出した可能性 - 都水道局
先週注目された記事(2026年3月1日〜2026年3月7日)
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を複数修正
予約管理システムから顧客にフィッシングメッセージ - 福岡のホテル
