Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アップル、脆弱性を解消する「QuickTime」のアップデートを公開 - iTunesユーザーも対応を

アップルは、Windows向け「QuickTime」の脆弱性を解消するアップデートを公開した。

ウェブページからQuickTimeを起動する際に指定するパラメータのひとつにコマンドインジェクションの脆弱性があったもの。不正に細工したqtlファイルを開いた場合、任意のコードが実行されるおそれがある。すでに脆弱性を使用した検証コードも公開されており、同社ではアップデートを呼びかけている。

QuickTimeは、動画再生などのほか、同社の音楽再生ソフト「iTunes」でも使用されており、iPodへ音楽の転送に同ソフトを利用しているユーザーも注意を払う必要がある。アップデータは同社ウェブサイトからダウンロードできるほか、「Apple Software Update」によりダウンロードできる。

QuickTime 7.2 のセキュリティアップデートについて
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306560-ja

アップル
http://www.apple.com/jp/

(Security NEXT - 2007/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部サーバでランサム被害、生産活動の影響なし - 光精工
「OpenSSL」にあらたな脆弱性 - アップデートを公開
Adobe、セキュリティアドバイザリ7件を公開
「FortiOS」にあらたな脆弱性 - 悪用済み脆弱性と関連する脆弱性も
Progress製ロードバランサーに複数の脆弱性 - 早急にアップデートを
IvantiのVPNやアクセス制御製品に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
2月のMS月例パッチがリリース - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
「Adobe Commerce」や「Magento」に複数脆弱性 - 緊急パッチも
「iOS」「iPadOS」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Zimbra」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版へアップデートを