Windows正規パッチのデータも含んだトロイの木馬が現る
Symantecは、Windowsの定例パッチや更新に見せかけ、マルウェアをインストールさせようとするスパムメールが出回っているとして注意するよう呼びかけている。
同社が受け取ったサンプルによれば、メールはパッチのインストールやアップデートを促すもので、リンクや添付ファイルにより悪意あるソフトをインストールさせようとするという。問題のファイルには、マイクロソフトが提供するパッチのデータが含まるなど手が込んでおり、同時にマルウェアが、ブラウザヘルパーとしてインストールされる。
さらに本来存在しないパッチを偽装するケースも同社では把握しており、メールなど誤った情報でクリックすることを防ぐためにも、つねにOSを最新の状態にしておくよう呼びかけている。
Symantec
http://www.symantec.com/
(Security NEXT - 2007/09/26 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
