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情報漏洩などに影響ある「ヒューマンエラー」の事例を紹介 - JSSA

システム監査学会は、事故の事例や対策などをまとめた「ヒューマンエラーの事例と影響」を公開した。

同資料は、情報セキュリティ研究プロジェクトの研究成果で、ヒューマンエラーが身近であり、情報セキュリティに及ぼす影響が大きいことの認識を促すため、公開したという。ヒューマンエラーによる事故が発生した際の原因解明にも参考になる。

印刷しながらも電話に気をとられ、書類を放置してしまったケースや、自宅に持ち帰ったUSBメモリ経由で社内ネットワークへウイルスが感染したケースなど、情報セキュリティの問題に直結する事例を豊富に用意。「置き忘れ」「紛失」「操作ミス」「破損」など18種類に分類し、情報流出やコストへの影響など具体的な影響や対策例を紹介している。

(Security NEXT - 2007/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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