ウェブ上の脅威に対して機能強化した「ウイルスバスター2008」 - 法人でも1ライセンスで複数台利用が可能に
トレンドマイクロは、コンシューマー向けセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2008」を10月26日より発売する。
今回のバージョンアップでは、ウェブ経由の脅威に対応する機能を強化。ドメインの評価などによりアクセスの安全性を示す「Webレピュテーション技術」をフィッシング詐欺対策機能などに応用。URLフィルタリングなどとの併用によりウェブ上の脅威などに対抗する。
また従来の「不審ソフトウェア警戒システム」を強化し、疑わしいプログラムによりシステム領域が改変される前に検出する「不正変更の監視機能」として搭載した。さらにウイルス対策エンジン、スパイウェア対策エンジン、ルートキット対策ドライバを統合し、従来製品より約20%の検索時間短縮やメモリ使用量を約50%削減など、パフォーマンスの向上を実現したという。
ライセンスに関しては、1ライセンスで最大3台まで利用可能。従来、複数利用は個人ユーザーのみに限定されていたが、本バージョンより法人の複数台利用にも対応する。
トレンドマイクロ・オンラインショップでは、10月19日より先行してダウンロード販売を開始する予定で、「ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ」のユーザーを対象とした無償バージョンアップについても同日より開始となる。
くわえて同社では、「今買っても安心&お得キャンペーン」を実施。キャンペーン期間中にウイルスバスター2007を購入したユーザー2008人にサポート期間を1年間分プレゼントする。
(Security NEXT - 2007/09/11 )
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