トレンドマイクロがフィッシング詐欺の標的に - 対策ソフトと見せかけ、実はトロイの木馬
米Trend Microを偽装したフィッシングサイトが発生しており、同社では注意を促している。
同社の研究期間であるTrendLabsによると、今回発見されたフィッシング詐欺メールは、ネットバンクのアカウントが盗まれたとして注意を促すような文面で送付されており、アンチスパイソフトの無料体験版のダウンロードを提供するとして、同社のURLを模倣した偽のウェブサイトへ誘引するという。
ウェブ内のリンクをクリックした場合、トロイの木馬「TROJ_DROPPER.CNH」がダウンロードされ、さらにトロイの木馬を通じてスパイウェアである「TSPY_AGENT.YZR」がダウンロードされる。
同社では、同社のソフトウェアをダウンロードする際は、不審なメールのリンクなどを参照にせず、URLをアドレスバーから入力するよう勧めている。
(Security NEXT - 2007/09/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開