トレンドマイクロがフィッシング詐欺の標的に - 対策ソフトと見せかけ、実はトロイの木馬
米Trend Microを偽装したフィッシングサイトが発生しており、同社では注意を促している。
同社の研究期間であるTrendLabsによると、今回発見されたフィッシング詐欺メールは、ネットバンクのアカウントが盗まれたとして注意を促すような文面で送付されており、アンチスパイソフトの無料体験版のダウンロードを提供するとして、同社のURLを模倣した偽のウェブサイトへ誘引するという。
ウェブ内のリンクをクリックした場合、トロイの木馬「TROJ_DROPPER.CNH」がダウンロードされ、さらにトロイの木馬を通じてスパイウェアである「TSPY_AGENT.YZR」がダウンロードされる。
同社では、同社のソフトウェアをダウンロードする際は、不審なメールのリンクなどを参照にせず、URLをアドレスバーから入力するよう勧めている。
(Security NEXT - 2007/09/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
イベント申込者へのメールで誤送信、メアド流出 - 群馬県
共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな
スマホのセキュ対策、80代の約4割が「何も行っていない」
ウェブホスト管理ツール「CyberPanel」に脆弱性 - ランサムウェアが悪用
10月の脆弱性悪用警告は17件、前月の約3分の2に - 米CISA
リコー製プリンタや複合機など142機種に深刻なRCE脆弱性
「Veeam Backup Enterprise Manager」に脆弱性 - 認証回避のおそれ
HPE Aruba製アクセスポイントに複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Android」にセキュリティアップデート - 一部脆弱性は悪用も
個情委、「Japan Privacy Week」を11月に実施 - 関連セミナーも