Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

98%がネットやパソコン利用に不安 - 3.5%は個人情報の流出を経験

インターネットやパソコンの利用時に不安を感じているユーザーが98%に上ることがトレンドマイクロの調査でわかった。

8月初旬に、同社が18歳以上の一般利用者1000人を対象に実施されたアンケート調査「インターネットの利用動向」で判明したもの。

ウイルスやスパイウェアの感染を不安とするユーザーが25%ともっとも多く、ネットショッピング利用時の情報漏洩が22.8%と続いた。またデータの紛失や不要ファイルによりパソコンの動作が鈍くなるといった面について不安とするユーザーも2割弱だった。

また調査によれば、実際に82%が迷惑行為を体験しているという。もっとも多かったのが「ポップアップによる広告表示」で30.6%で、ついで迷惑メールの受信が26.6%、ウェブサイトから不要なプログラムのダウンロードするよう誘導されたケースが12.4%と目立った。個人情報が流出を経験したユーザーも3.5%に上っている。

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2007/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
民泊事業者情報をサイトで誤公開、ファイル内に残存 - 北海道
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも