前四半期より脆弱性件数が約2割増加 - ラックまとめ
今四半期に発行された脆弱性情報は167件で、前四半期の134件に比べ約2割増加していることがラックの調査でわかった。
同社が脆弱性情報を独自に収集、検証した定期レポート「SNSDB Advisory Report」により判明したもの。同レポートは、2007年4月から6月に発行した167件のSNSDBアドバイザリを集計したもので、脆弱性の傾向を把握することができる。
リスクレベル別にみると、5段階で最も高い「High」が15%、次に高い「Medium High」が27%を占めたという。また約94%の脆弱性が、同レポートの発行時点で、パッチまたはバージョンアップなどの対策情報が提供されていることがわかった。
さらに同レポートでは、第三者に悪用される可能性が特に高いとされる10件の脆弱性について、その概要を解説している。同レポートは同社ウェブサイトよりダウンロードできる。
(Security NEXT - 2007/08/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
