Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

モーニングスター、不正アクセス被害でセキュリティ強化 - グーグルの警告表示にも再審査を依頼

モーニングスターは、ウェブサイトが不正アクセスを受けた問題で、セキュリティ強化やグーグルへの表示変更依頼など対応を進めている。

今回の事件は、同社のウェブサイトが複数回におよぶ不正アクセスを受け、オンラインゲームのIDやパスワードを盗むトロイの木馬「TSPY_LINEAGE.ACZ」をダウンロードさせるプログラムが数日間にわたり埋め込まれたもの。

侵入方法がサイトの脆弱性をねらったファイル改ざんだったことから、同社ではセキュリティポリシーや脆弱性のチェックと修正や、監視強化と早期駆除を目的としたゲートウェイ製品の導入も行ったという。

また今回のウイルス感染騒ぎを受け、グーグルでは検索結果に同社サイトのURLを表示する際、危険があるとして警告表示を行っているが、モーニングスターではすでに感染の危険はないとして再審査依頼を提出するなど対応を進めている。

モーニングスター
http://www.morningstar.co.jp/

関連記事:モーニングスターが不正アクセス被害 - 閲覧でウイルス感染のおそれ
http://www.security-next.com/006454.html

(Security NEXT - 2007/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
案内メール誤送信で顧客のメアドが流出 - アルバイトタイムス
サイト改ざんで異なるページを表示 - アルパインツアーサービス
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
ランサム被害サーバに個人情報、影響など調査継続 - 日本ジッコウ
サイバー攻撃でサーバ暗号化、詳細を調査 - 日本ロックサービス
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市