電車内に213人分の個人情報を保存したPC置き忘れ - 大阪府立成人病センター
大阪府立病院機構が運営する大阪府立成人病センターは、同センター医師が7月13日に患者の個人情報が記載されたパソコンを紛失したと発表した。
同医師が帰宅途中に阪急宝塚線の車内へパソコンを鞄ごと網棚に置き忘れたもので、パソコンには、2003年6月以降に胃の内視鏡検査を受診した一部患者のデータが保存されていた。
氏名や性別、年齢、ID番号、生年月日、検査や治療内容などが個人情報213人分が含まれるが、氏名や生年月日、性別以外は記号や符号などで表記されていたという。
医師は置き忘れに気が付き、警察へ被害を届けたが発見されていない。同センターでは関連する患者へ文書で事情を説明、謝罪した。
また同センターでは、個人情報の管理体制が不十分だったとして事故の周知徹底や管理体制をチェックし、再発防止を目指すとしている。
(Security NEXT - 2007/07/18 )
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