Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報約8000件を保存したパソコンを紛失 - 九州の保険代理店

北九州市の保険代理店であるトップ保険サービスにおいて、5月25日に生損保9社の顧客情報を保存したパソコンを紛失したことがわかった。

東京海上日動火災保険の顧客情報6716件やアメリカンファミリー生命の1177件をはじめ、生損保9社の加入者情報8367件を保存されていたパソコン1台を紛失したもの。氏名や住所、電話番号、メールアドレスのほか、契約内容など個人情報が含まれる。

顧客情報が含まれていた保険会社は、あいおい損害保険、AIU保険会社、損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、ニッセイ同和損害保険、日本興亜損害保険、三井住友海上火災保険、アメリカンファミリー生命保険会社、東京海上日動あんしん生命保険の9社。

30日の時点では不正利用といった被害は報告されていないという。同代理店では、警察へ被害を届け、関連する顧客に対しては、書面で事情を説明、謝罪する予定。

(Security NEXT - 2007/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
第三者がサーバより情報を窃取、データ暗号化は確認されず - プラ製品メーカー
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因