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従業員の自宅PCから顧客情報438件がWinny流出 - ホンダ系ディーラー

ホンダカーズ愛知は、同社従業員が持ち出した顧客情報438件が、Winnyを介してインターネット上に流出したと発表した。

同社同従業員は、データを外部のメモリに保存し、持ち出した際にWinnyをインストールしてあった自宅パソコンから5月17日にWinnyを介して流出したもの。同ファイルには、パスワードが設定されていたという。

流出したファイルには、顧客の氏名や住所、車両登録ナンバーなど438件が保存されていた。同従業員が以前担当していた顧客のもので、社内規定でデータの持ち出しは禁止されていた。

同社では、流出の対象となった顧客に対し個別に連絡し、説明と謝罪を行っている。また、関連する従業員を処分するほか、私用パソコンにおける業務情報の有無の再確認や業務利用外のソフトの使用禁止、再発防止を目指す。

(Security NEXT - 2007/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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