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仙台銀行、顧客情報含む融資関連書類を紛失 - 43支店で

仙台銀行は、顧客118名分の個人情報や口座情報を含むローン契約書などの紛失を発表した。誤廃棄か、誤って顧客へ返却した可能性が高いとしている。

所在不明となっているのは、消費者ローンやクレジット機能付きキャッシュカードの申込書などで、1985年から1999年に作成したもの112件と、2000年から2005年に作成したもの8件が含まれる。同書類には、顧客118名の氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、借入条件などが記載されていた。

2007年1月に全支店で融資関係書類の一斉点検を行った際、43支店において紛失が判明。同行では調査の結果、勘違いにより顧客へ返却したり、不要書類とともに誤って廃棄処分した可能性が高いと結論付けている。同行では、該当する顧客に対し事情説明を行うという。

(Security NEXT - 2007/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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