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Windows DNSサーバーの脆弱性にゼロデイ攻撃が発生 - MSは更新プログラムを準備

マイクロソフトは、同社サーバ製品におけるDNSサーバ機能の一部に脆弱性があり、悪用される可能性があるとして更新プログラムの準備を進めている。

影響があるのは、「Windows 2000 Server SP4」「Windows Server 2003 SP1」「Windows Server 2003 SP2」で、DNSサーバのリモートプロシージャコール機能に脆弱性が存在し、コードが実行される可能性がある。

すでに脆弱性に対する攻撃についても報告を受けており、同社では月例更新以外での提供も視野に入れ、更新プログラムの開発を進めている。また、根本的な解決とはならないが、レジストリキーの設定によりDNSサーバーのRPC機能のリモート管理を無効にすることで攻撃を回避することができる。

Windows DNSサーバーのRPC の脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/935964.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2007/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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