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NEC、電磁波盗聴を防止する新技術を開発

NECは、コンピュータなど電子機器から発生する電磁波を低減し、外部からの盗聴による情報窃盗を防止する電磁波セキュリティ技術を開発した。

今回開発された技術は、プリント回路基板構造を工夫することでLSIから発生する電磁ノイズを低減。電源デカップリング用線路型素子の実装、あらたに開発した筐体やケーブルのシールド技術を利用している。

これら技術により、国内規制値から40デシベルの低減に実現。電力比ではTV放送波の約100万分の1ほどで、キーボードから入力された情報やディスプレイの内容などを外部から盗聴できないレベルに押さえることができるという。

(Security NEXT - 2007/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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