Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NEC、電磁波盗聴を防止する新技術を開発

NECは、コンピュータなど電子機器から発生する電磁波を低減し、外部からの盗聴による情報窃盗を防止する電磁波セキュリティ技術を開発した。

今回開発された技術は、プリント回路基板構造を工夫することでLSIから発生する電磁ノイズを低減。電源デカップリング用線路型素子の実装、あらたに開発した筐体やケーブルのシールド技術を利用している。

これら技術により、国内規制値から40デシベルの低減に実現。電力比ではTV放送波の約100万分の1ほどで、キーボードから入力された情報やディスプレイの内容などを外部から盗聴できないレベルに押さえることができるという。

(Security NEXT - 2007/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も