Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報漏洩やウイルスを不安とする声は8割超 - 子供には有害サイトが心配

デジタルアーツは、インターネット利用者を利用する25歳以上の男女927人を対象にネット上の脅威や有害コンテンツ、フィルタリング技術などに関する調査を実施し、結果を公表した。

インターネット上の犯罪行為の被害にあったユーザーは7%で、周辺で被害関係者がいるという回答8%を合わせると15%に達した。また、不安や危険だと思う脅威については、個人情報漏洩を懸念する声がもっとも多く約85.2%。ウイルスが約82%と僅差で続いている。またフィッシング詐欺も約65.8%にのぼった。

一方で、子供にとって不安や危険と思われる脅威を尋ねると、アダルト情報や犯罪、出会い系サイトといった有害サイトがトップで約89.6%ともっとも多く、約60%のウイルスや約57.8%の個人情報漏洩に大きく差を付けている。

また危険を感じたり好ましくないコンテンツとしては、暴力や犯罪、不正技術の解説、ポルノ、出会い系サイトなどを挙げる声が目立った。フィルタリング技術については、知っているとした回答は全体で53%と約半数。男性は68%と高い認知率だったが、女性では48%にとどまった。

(Security NEXT - 2007/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト