Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KDDI、ADSLサービスの解約手続き漏れで料金返還を実施

KDDIは、同社ADSLサービスの一部顧客について、解約漏れによる料金の過徴収があったとして、返還を実施する。

同社によれば、「DION ADSL」サービスから電話回線を合わせて提供する「KDDIメタルプラス」へ移行した顧客に対し、契約内容の確認が徹底されていなかったため、「DION ADSL」の解約を申し出ていない場合、サービスの切り替え後も「DION ADSL」の料金を請求していたもの。

現在、両サービスの料金を徴収している契約は、1014契約で、請求金額の合計は4008万3483円に上るという。また、DION ADSLの解約数は約9000契約あり、同社では調査を進めている。

同社では、DION ADSLからメタルプラスへ移行した際、メタルプラスが開通した時点で解約したものとして再計算し、料金を返還。解約後1年を経過した場合、顧客情報を確認できないため、重複期間が確認できる顧客についてはDION ADSLの料金を返還する。

同社では、契約内容の確認の徹底を実施し、再発を防止したいとしている。

KDDI
http://www.kddi.com/

(Security NEXT - 2007/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
アスクル子会社の受託物流サービス、取引先情報流出の可能性
「ぶちエコサポーター」研修会の参加者宛メールで誤送信 - 山口県
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース