Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヤフー、ログイン履歴の表示でIDの不正使用を早期発見

ヤフーは、Yahoo! Japan IDによるログイン履歴の表示を開始した。履歴は日時だけでなく、利用サービスやIPアドレスも確認できるため、不正ログインの早期発見に活用できる。

今回のサービス強化により、Yahoo! Japanトップページの個人ツールボックスの下部に前回ログインした日時を表示するとともに、ログイン履歴ページにおいて過去60件分の履歴を表示。表示される項目はIDのほか、ログインした日時、利用したサービス、認証形式、IPアドレスなど。

履歴を閲覧して身に覚えのないログインの形跡がないか確認できるため、詐取されたIDによる不正ログインを早期発見し、被害の拡大を防止することができる。不審なログインへの対処法は、ヘルプページに掲載されている。

(Security NEXT - 2007/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正